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新倉山浅間公園の本来の姿について

忠霊塔を含む新倉山浅間公園一帯は、本来、新倉富士浅間神社の所有地であり、神聖な場所でもあります。
本来であれば、まず御神体である新倉富士浅間神社に参拝し、その後に忠霊塔へ登り、富士山と塔の景観を写真撮影などで楽しんでいただく――それがこの場所の本来あるべき姿だと考えております。
しかしながら、私たち日本人を含め、多くの来訪者にとって、こうした認識が十分に共有されていないのが現状です。
そのため、今後は英語をはじめとする多言語対応の案内看板などを設置し、国内外の皆さまに向けてこの場所の由緒や大切さを発信していけるよう、このイベントを通じて呼びかけてまいります。

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忠霊塔でのポイ捨て問題について

2012年9月頃から、雨の日やコロナ禍の期間を除き、私はほぼ毎日、忠霊塔まで通い、398段の階段を駆け上がってきました。
しかし、ここ数年で、ゴミのポイ捨てが目立つようになってきています。
毎朝、多くのボランティアの方々が、2002年の日韓ワールドカップで日本代表戦の観客がスタジアムのゴミを自主的に拾ったあの姿のように、黙々と、真摯に清掃活動を行ってくださっています。
それでも翌朝になると、せっかくきれいにリセットされたはずの場所に、また当たり前のようにゴミが捨てられている――その光景に、心からがっかりしてしまいます。
美しい景観と神聖な空気を守るためにも、一人ひとりの意識とマナーが、何より大切だと感じています。

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本町二丁目商店街通りの現状について

本町二丁目商店街通りにある交差点付近をピークとして、南北に数百メートルにわたる区間で、禁止区域での道路横断や、道路中央での写真・動画撮影を繰り返すインバウンド観光客が日々増加しています。
さらに、日本テレビの大人気ドラマ「ホットスポット」の影響により、いわゆる“聖地巡礼”目的の日本人観光客も爆発的に増えています。
この交差点には常時4人の警備員を配置して対応にあたっていますが、ほとんど効果が見られません。
実際に、現場の危険性を誰よりも認識していた私自身が、道路中央で写真を撮っていたオーストラリア人親子を避けようとして自転車事故を起こし、右肘を粉砕骨折しました。骨折は14か所におよび、全治6ヶ月の重傷です。
現在もギプスが外れたばかりで、体内には9本のボルトと分厚いプレートが入っています。